これからGW過ぎまでは春雷に要注意です。
地上気温が上昇し、上空には寒気が入りやすく、雷が頻発する時期です。
私は長い間釣りをしてますが、何度も怖い目にあっています。
約40年前、堤防で師匠たちと釣りをしていると遠雷、突風が吹き始め+豪雨。師匠の判断で道具は放置して全員で洞穴へ避難、その直後に目の前に落雷しました。多分1キロも離れていない場所に落ちました。
その他にも薄雲・雷なしなのに竿に帯電が始まり、いきなり海に落雷なんて事もありました。
雷は大体2パターンあります。
①北~北西方向から南下してくる雷。
これは寒冷前線が南下してくる・寒冷渦の通過が多いです。
北~北西方向から遠雷・稲光が見え始め、真っ黒な雲、雷が徐々に近付いてきます。そして冷たい北寄りの突風+雨を伴う事が多いです。大体は線状に雷雲が通過し、通過後は安心できます。
雷鳴が聞こえたら撤収または車などに避難する準備を始めましょう。
②南~南西方向から這い上がってくる雷。
これは温暖前線や熱界雷、寒冷渦によるもの。
この雷が一番厄介です。雷は遠い・雨も大した事がない・場合によっては薄雲、なのに突然落雷します。南西突風になる事もあります。北から来る雷と違い、場所はランダムに落雷します。
この場合は竿に帯電が顕著に現れます。雷鳴が聞こえなくても急いで撤収してください。
南から来る雷はヤバイと覚えておいてください。昨日の奈良の落雷はこのパターンだったのかも知れません。
以上、私の経験値から出した雷パターンでした。参考になれば幸いです。
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