さて、このペットボトルの液体は何でしょう?
正解はサナギ油です。
自作練りエサ・生サナギダンゴにはサナギ油を練り込んであります。サナギミンチにはサナギ油も含まれていますが量は少ない、そこでサナギ油を多く入れてます。
多分、黒鯛は生サナギダンゴをサナギと思って食っていると思われます。
サナギ油は黒鯛の食い気促進に役立っていると思います。
生サナギダンゴは粒サナギよりも質量があり形も大きさも自由にできる、サナギは基本的に海中で浮き、沈むのもゆっくり、生サナギダンゴはドスンと沈みます。
仕掛けを入れて沈んでいる最中に粒サナギはフグに狙われやすい、生サナギダンゴは途中フグに齧られても芯残りして底まで届く、黒鯛の口に届けば食う確率が上がります。
最近はオキアミや粒サナギにもサナギ油を添加しています。
では、どうやってサナギ油を作るのか…これが超簡単です。
用意するのはマルキューの荒びきさなぎ、市販の安いサラダ油、漬け込むための密封できる瓶、細かな目のザル、空きペットボトルです。
瓶にサナギ粉を1/3入れて、その上からサラダ油を満杯に入れます。時折撹拌しながら一週間以上放置。ザルで濾してペットボトルに入れて冷暗所におけば長持ちします。エキスが出たサナギ粉は油も含んでいますので良いコマセになります。
これで自作練りエサ・生サナギダンゴを作ります。下の作り方ではサラダ油になっていますが、現在はサナギ油です。
自作練りエサ・生サナギダンゴの作り方。
自作練りエサ・生サナギダンゴは今年3月に作り始めました。改良を重ねていますので、改めてレシピ・作り方を紹介しようと思います。
今年も生サナギダンゴでの釣果が多いです。マルキューの練りエサの使用量が激減しました。材料費は安いですのでお得ですよ。