冷凍庫にエサ用の粒サナギが減ってきたので、冷凍粒サナギを購入して選別しました。今回は新たなサナギエサも作ってみます。
注:閲覧注意・サナギ画像あり。
購入した冷凍サナギ粒は広げて解凍させる。それを干しカゴに入れて水分を抜いていく。大体一晩干しておく。
これからエサに使える良品を選別する。
エサ用サナギは身が詰まっていて・色が黒くなく・やや硬いものを選別していく。
最近は品質が落ちて1-2割程度しかない。見た目と触感で選別する。
右が良サナギ、左は色や形がやや悪いがエサとして使えそうなサナギ。
選別落ちのサナギ。色がよく使えそうなのありそうですけどフニャフニャだったりする。このサナギは電動ミンチャーでミンチにしてコマセにする。サナギミンチにはパン粉とヒロキューの「荒びきさなぎ」を混ぜてます。3時間の釣行で300g程度使用です。
今回は選別落ちのサナギから、色が良い・身がある・硬いサナギを更に抜き取る。
これを細かくカット、大体3カット、小さいのは半分にカット。
出来上がったのは「荒割サナギ」。これを半日ファンに当てて水分を抜いて硬くする。
これを作ったキッカケは昔、マルキューから「サナギ荒割」という商品が発売されていた。乾燥サナギを荒く割ったものだった。
「サナギ荒割」はすごく良かった。特に食い渋っている時に効果を発揮した。針を1~0.8号に変え、1~3粒を針に付ける。
私はこれで51cmを上げている。所がだ、売れなくって発売中止。あの当時、お店を回って買い溜めしたよ。それも無くなり諦めていた。
前回、ヒロキューの「荒びきさなぎ」を買って大粒のみを取り出してみたのだが、水に漬けても硬くて針に通らなかった。また「乾燥サナギ粒」はコロナ禍の影響で輸入停止。荒割を作ることが出来ない。
そんなこんなで今回は作ってみることにした。サナギ粒を現場でハサミでカットすれば良いんじゃと思う方も居るでしょうが、面倒だしサナギ粒が柔らかいんです。乾燥させることで固くなり針持ちが良くなる。
使い方は針に1~3個刺し。割れているのでサナギのエキスが出て食いが良いと思います。
もう一つは抱き合わせ。オキアミも良さそうだけどメインに考えているのはサナギ漬けのイカタン。これと荒割サナギでベストと感じたのです。
「荒割サナギ」見た目も匂いも美味しそうで食い気のない黒鯛も口にするのではないでしょうか。早く試してみたいです。