マルキューから「チヌパワー激濁り」が発売されたのでレビューしたいと思う。
私は今まで濁り系配合エサをメインに使ってきたので、激濁りは興味がそそる。
まず、私の配合エサの歴史について。
40年以上前、コマセは赤土+サナギミンチでした。赤土はちょっとした崖になっている所から取る。今は赤土は環境に良くないので使っていない。赤土は底まで一直線に強力な濁りが発生していた。あの濁りは今でも頭に残っている。
それから「チヌパワー」や「おからダンゴ」へ移行していく。私は「チヌパワー」「おからダンゴ」は相性悪く、良い思いをした事が無い。
何が良かったかというと紀州・団子釣りベースの配合エサ「濁りダンゴ」。これにヌカとサナギミンチで濁りはまるで赤土の様に発生していた。釣果もこれで良くなってきた。
長い間「濁りダンゴ」を使っていたが、「濁りダンゴ」が製造されなくなってしまう。仕方なく「白チヌ」へ移行、そして「湾チヌ」「Bチヌ遠投」と併用・移行していった。
現在はというと紀州・団子釣りベースの配合エサ「濁りオカラ」に「Bチヌ遠投」とヌカを混ぜて使っている。最近は濁りが足りないと感じている。「Bチヌ遠投」の増量を予定していた。
私は濁り重視のコマセ、「チヌパワー激濁り」が発売されて期待せずには居られない。
問題は粒子が細かいかどうか、濁りがどうか、内容物がどうか。
ガチガチの硬いコーンが入っているのは「湾チヌⅡ」でしたっけ、アレが入っていては使い物にならない。
今日、購入してきたので早速開封してみた。
匂いは麦か何かの香り、甘い匂いはなかった。手で触ると粉末系が多いようだ。これは濁りそう。
まずはフルイに掛け、大きい内容物をチェックする。
潰しコーンと押し麦は確認できる。白い団子状の塊は濁りの元かな?簡単に潰れ粉になる。
「湾チヌⅡ」に入っていた硬いコーンは入ってなかった。
— 合格!! —
触感・見た感じとしては「濁りオカラ」に「Bチヌ遠投」を足して2で割ったような感じ。
濁りはどの程度なのか、そのうち試すことにする。